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寝つきが悪い・不眠

更年期によくあるのぽせや冷えが引き金になることも

心配ごとやストレスがたまっていると誰でも睡眠障害になりやすくなります。たまの不眠は誰にも起こりがちですが、いままでになくひんぱんに起こり、ふだんの生活にも支障をきたすようなら、不眠症といえます。うつ病など精神疾患の一症状として起こることもありますので、甘くみてはいけません。

不眠が続くと、昼間疲れやすく、だるさ、頭痛、イライラなどが生じて、思考力やいろいろな能力が低下します。逆に不眠さえ軽くなれば、ほかの症状もずいぶんラクになることがあります。ぜひ、医師に相談してください。

更年期に起こる症状のために不眠になることもあります。たとえば、夜、寝入ってから急にのぼせ、寝汗をかいて目が覚めたり、手足が冷えて眠れなくなる、などです。

不眠にはいくつかのパターンが知られています。①入眠障害(寝つきが悪い)、②中途覚醒(深夜に目覚めて長時間眠れなくなる)、③早朝覚醒(朝方目覚めてそのまま眠れない)などです。

これらが重なることもあり、また熟睡感がないという人もいます。とくにうつ状態では、早朝覚醒型が多いといわれます。睡眠薬を処方してもらう場合、これらの不眠パターンが大切な情報となります。

寝つきが悪い・不眠は、こんな病気が原因のことも

更年期障害とともに起こりがちなうつ状態では、不眠は必ずといっていいほどみられます。なお、うつ状態は本来の更年期(閉経前後)でなくとも起こります。

また不眠に、睡眠時無呼吸症候群が隠れていることもあります。まずは、かかりつけの医師に相談しましよう。

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠中に呼吸が止まり、呼吸が再開してもまた止まるというのを繰り返します。睡眠中
にいびきをかくことが多く、無呼吸が終わるたびに」過性の目覚めが起こるため不眠に。原因は、気道が閉鎖して空気の通りが悪くなるためで、鼻やのどの病気をもつ人、肥満体の人に起こりやすいといわれています。

こうして寝つきが悪い・不眠を治療

更年期によるものと考えられる場合は、HRT(ホルモン補充療法)など、それに
対応した治療を行ってみます。それで不十分なら睡眠薬など、向積神薬が必窓かと思
われます。

精神疾患として軽い場合は、更年期の治療とともにみてもらえますが、場合によっては精神科受診をすすめられます。

向精神薬の服用にはあくまでも、信頼できる医師との密接な相談が必要です。服用に際して心配なこと、不安なことがあれば遠慮なく医師に尋ねてください。向絹神薬はたいていよく効くので、治ったような気がしてしまいますが、本来のストレスが解消されなければ治りません。

薬で少し元気になったところで、自分の生活を振り返り、無理していたこと、こだわりの強すぎたことなどに気づき、生活を変える作業が必要です。医師、カウンセラ-、友人、家族などに話を聞いてもらうことが大切です。

日常生活にさしつかえるほどではないけれど、ときどき不眠が気になるという人は、次のことも試してみましょう。

お湯につかって心身をリラックス

就寝前に、ぬるめのお湯にゆっくりとつかり、体温を少し土げ、心身をリラックスさせると、眠りにつきやすくなります。

気にしすぎない、あせらない

眠れないことを気にしすぎると、ますます眠りが妨げられます。横になっているだけでもからだは休まると考え、気持ちをゆつたり樹えると、不眠の悪循環から抜け出せることかあります。