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更年期の症状は日によって変わる

からだに異常がなく、自覚症状が中心です

更年期の、それも比較的早い時期に多いのは、ほてりや発汗、動悸、頻脈などの「血管運動神経障害」、不安や不眠、イライラなどの「精神神経障害」です。これらは、エストロゲンの急激な変動・減少にともなう、ホルモンの禁断症状といつたらいいでしょうか。不安定なエストロゲンの状態に「これではいけない」とばかりに、からだがあわてふためいている状態です。からだのほうが、その状態に慣れてくるとおさまるもので、いわゆる更年期障害、症状と呼ばれるものの大半は、これです。

自律神経の乱れ、すなわち自律神経失調症が原因なので、ほとんどの場合、検査をしてもとくに病的な変化は発見されません。これらの症状は、閉経前後の1年以内がいちばんつらかったという人がいくぶん多いようですが、閉経の数年前から出る人、また閉経後に強く出る人もいて、出る時期に個人差があります。

次々と違った不調が出るなど症状が一定しません

更年期の症状のもうひとつの大きな特徴は、症状が一定せず、また同じ症状でも日によって強さが違うことです(不定愁訴)。たとえば、頭痛が続いたかと思えば、次は下腹部の張りやひどいだるさを感じ、そのうちだるさは消えて耳鳴りが気になるなど、不快な症状が次々と現れたり、重なって出たりと一定しません。そのため、そのつどあちこちの診療科で検査をした末に、ようやく更年期の症状だと気づく場合もあります。