耳鳴り

比較的軽い症状で周囲が静かなときに感じる

激しい運動をしたあとに、耳の奥のほうでドクンドクンという音が聞こえることがあります。これは一種の聴覚異常で、心配のないものですが、これに対して、更年期にみられる耳鳴りの多くは、とくになにかしたわけではないのに、耳の中でキーンとかシーンといった音が聞こえる状態です。

症状が比較的軽いのが特徴で、自律神経失調症のひとつの症状といえます。人にもよりますが、周囲が静かになる夜間などに感じることが多いようです。

更年期の耳鳴りであれば、とくに治療は必要ありませんが、心配で落ち着かないようなら、一度、検査を受けてみましょう。病気ではないとわかったとたん、気にならなくなったという人もいます。また、好きな音楽を聴くなど、注意をほかに向けると、気にならなくなる人もいるようです。

ただし、急に大きな耳鳴りがしたり、めまいや難聴をともなう場合には、ほかの病気を疑ってまず耳鼻科を受診しましょう。

突発性難聴でも耳鳴りの症状が現れます

更年期になると、なんのきっかけもなく突発的に聞こえが悪くなる突発性難聴にかかる人が増えます。耳鳴りがその一症状として現れることもあり、ほかに、耳が詰まった感じのする耳閉感、ときに、めまいや吐き気をともないます。突発|生難聴は、できるだけ早く治療を開始すれば、難聴をほとんど残さずに治ることもあるので、早期の診断が
大切です。軽い難聴は気づきにくいものですが、片方ずつ耳をふさいで聞こえかたをチェックすればわかります。

突発性難聴とは?

思いあたる原因もないのに、突然耳の聞こえが悪くなります。内耳の循環障害やウィル
ス感染などが原因ではないかといわれますが、はっきりした原因はわかっていません。

こんなメニエール病や中耳炎、脳腫瘍などでも耳鳴りが起こるので念のため受診しましよう。腎臓病の治療薬の副作用などが原因になることもあります。