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漢方 Q&A

Q.HRTと漢方の併用は大丈夫?

A.もちろんOK。症状が重い人は併用をおすすめします

即効性のあるHRT(ホルモン補充療法)でつらい症状を早めに改善し、漢方で全身の機能を整えていく方法は、更年期障害の治療効果が高いといわれています。

更年期の症状がひどい人は、HRTと漢方の両方をうまく利用して、この時期をじょうずに乗りきっていくことをおすすめします。

Q.市販の漢方薬を選ぶときは?

A.漢方薬局などで専門家に相談して選びましょう

漢方薬は自分の体質と症状にあったものを選言ことがとても大事です。診察を受けて処方してもらうのがいちばんですが、自分で購入する場合は、漢方薬局や漢方に詳しい薬剤師に相談して、自分におった漢方薬を選びましょう。

Q.漢方でよく聞く生薬ってなに?

A.漢方薬の原材料となるものです

薬効成分のある植物、動物、鉱物など天然由来のものを一部乾燥したり、簡単な加工をしたものが生薬です。大部分の漢方薬は、この生薬を7~8種類組み合わせてつくります。

Q.漢方薬に副作用はないの?

A.まったくないわけではありません

自然の素材を原料にした漢方薬は、からだにおだやかに作用するので、副作用は少ないとされています。ただし、その大の体質にあわないと胃の不快感や、湿疹などのアレルギー症状を起こすことかあります。漢方薬を飲んで、もし胃のもたれや肌のかゆみ、めまいなどの不快な症状が現れた場合は、すぐ専門家に相談してください。

Q.漢方薬は効果が出るまでに時間がかかる?

A.即効性のある漢方薬もあります

一般に漢方薬は西洋薬と比べて効きめがおだやかですが、急性の風邪や腹痛などには即効性のあるものがあります。

漢方薬を体質改善のために飲む場合は、1週間で効果を感じることもありますし、効果が現れるまでに半年以上かかることもあります。漢方には、「未病」といって病気を未然に防ぐ効果もあり、症状が改善されたあとも飲み続けると、病気を防ぐ抵抗力が高まります。

Q.内科でもらった薬と併用してもよい?

A.注意が必要な場合もあるので、医師に相談を

漢方薬は西洋薬と併用できるものが多いのですが、病状や体質にもよるので、自己判断は禁物です。併用する場合は、必ず医師に相談してください。

Q.効果的な飲み方はありますか?

A.薬のタイプに応じて飲み方のコツが違います

漢方薬には、煎じ薬、錠剤、丸薬、糖衣錠、穎粒タイプがあります。煎じ薬は、土びんなど鉄以外の容器を使って1日分ずつ煎じ、1日2~3回に分けて飲みます。冷蔵庫で保存し、服用時は少しあたためて飲んでください。錠剤、丸薬、糖衣錠は、たっぷりの白湯か水で飲みます。穎粒タイプは、コップ1杯の水に溶かして飲んだほうが体内に早く吸収されます。

Q.病院で処方してもらうとき、保険はきく?

A.保険がきく薬ときかない薬があります。

病院で処方される漢方薬は、保険がきくものときかない薬があります。一般に、健康保険が適用される漢方薬は、穎粒タイプのものが多いようです。

新しい科学の考え方を取り入れた「NEW漢方」が注目されています

大豆から抽出されたイソフラボンには、エストロゲンに似たすぐれた抗酸化作用や血流の改善効果があることが、さまざまな研究でわかっています。また、中国で珍重されている田七人参には、血中の中性脂肪を減らす効果のあるケトンや抗酸化作用のあるサポニンなどの有効成分が含まれています。これらの自然素材の成分を組み合わせた健康食品は、漢方に新しい科学の考えを取り入れた「NEW漢方」として注目されています。